グアム・韓国・中国、北朝鮮周辺関連地域へ旅行は危険?安全地域や注意点

グアム・韓国・中国、北朝鮮周辺関連地域へ旅行は危険?安全地域や注意点は?北朝鮮のミサイル問題で周辺国への旅行を検討していた人も不安に!グアムは旅行危険?韓国や中国旅行に北朝鮮のミサイル影響はある?安全な場所や注意点はある?など調べてみました。

もくじ

北朝鮮のミサイル問題は旅行にも影響ある?

2014年3月、アメリカの迎撃システムTHAADが韓国に配備されることになり、4月にはアメリカの原子力空母が朝鮮半島に向かうなどして、朝鮮半島の情勢は緊張が一気にピークに達しました。

幸いその時は何事もなく、原子力空母も日本海から離れていきました。

 

しかし、その後の2017年8月9日、北朝鮮はこれまでの挑発行為と明らかに違う発言をしました。それが「グアム沖にミサイル撃ち込むぞ」発言です。

また、2017年に入ってから度重なる北朝鮮のミサイル実験。

ついにグアムが射程範囲になった!と言われていますよね。北朝鮮がグアムを狙っているのであれば、グアムに旅行をしようと考えたいた人にとっては「もしグアムに旅行中に北朝鮮のミサイルが発射されたら…」といった不安もあるのではないでしょうか。

 

私たち日本人には、グアムは常夏のリゾートというイメージですが、一体なぜグアムを狙うと発言したのでしょう。すでに旅行を計画している人、キャンセルすべきかどうか悩んでいる人も、一緒に考えてみましょう。

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北朝鮮はグアムをなぜミサイルで狙うのか

日本では、グアムといえばリゾート観光地です。

しかし、グアムは、アメリカにとっては、軍事基地のある島なのです。また、北朝鮮からすると距離的にも一番近いアメリカということになります。

では、どうして在韓基地や在日基地ではなくこの基地なのでしょうか。

 

こちらの記事でも触れていますが、

北朝鮮のミサイルなぜ日本海側へ発射される?標的はグアムではないの?

2017年9月20日

グアム島の約三分の一は米軍基地です。そして、北東にあるアンダーセン空軍基地には、B-1B爆撃機、B-52H爆撃機が配備されています。また常に爆撃要請に対応ができるような態勢になっているということです。

ここに配備されているこれらの爆撃機が、北朝鮮にとっては脅威となります。

 

B-52H爆撃機は、長距離飛行に長けているのと同時に、核爆弾を乗せて飛ぶことができる爆撃機です。また、超強力地中貫通爆弾を乗せて出撃することもできるので、地下に多くの軍事施設を有する北朝鮮には都合が悪いのです。

B-1B爆撃機は機動性に優れ、マッハ1.2というスピードは、低空飛行で北朝鮮の防空レーダーをかいくぐって攻撃をしかけることができると言われています。

 

このような爆撃機と、さらにこの爆撃機に搭載するためのありとあらゆる爆弾やミサイルを収蔵する世界最大級とも言われるアメリカの弾薬施設が、グアムのアンダーセン空軍基地にあるのです。

さらに西側には、海軍基地があり、原子力潜水艦の拠点となっています。

 

原子力潜水艦は、4月にシリアに撃ち込まれたトマホークというミサイルを搭載しています。

この海軍基地から出撃した原子力潜水艦が、日本海や東シナ海に潜伏し、有事には北朝鮮にトマホークミサイルの雨を降らすことになります。

 

また、今回の北朝鮮の発言を受けて迎撃システムの配備や展開も進められています。

以上から、総じて、グアムは米軍の重要な軍事拠点であるといえます。そう思うとちょっとグアムへ旅行に行くのは考えてしまいますね…

グアムへの旅行は危険?注意喚起などは

海外旅行で、渡航すべきかどうか悩む際にはまず、日本の外務省安全ホームページで、その国の情勢や感染症の情報を得ることです。

2017年9月現在、グアムに関する注意喚起はなされていません。

 

米軍の軍事力・防衛力の高さも信頼できる、という点も含め、基本的には、北朝鮮に関することでの心配はほぼない、と考えてよいのかもしれませんね。

しかも、日本は今、解散総選挙を1か月かけてやろうとしていますし、国としてもこのひと月の間の開戦はまずないと確信を持っているように思われます。でもこの期間にミサイルが発射されたら本当にどうなっちゃうんでしょう…

 

グアムといえば淡路島ほどの面積の島ですが、そんな小さな島にこれだけの兵器が乗っかっていて、そこが観光地だなんて、少し怖くないですか?爆弾の収蔵量は比べ物にならないのでしょうが、沖縄だってそうです。

何かあったとき、逃げ場があるかどうか…

 

少しでも北朝鮮のミサイルの心配があるのであれば、グアムへの旅行はしばらく避けておいたほうが精神衛生上は良さそうな気はします。

 

ミサイルは関係なくても、9月27日に起きたウクライナの武器庫爆発のニュースを見て、空恐ろしい気持ちになるのは私だけでしょうか。そして、その爆薬庫と生活が隣り合わせの人々の気持ちを考えると…、というのはまた別のテーマですが。

韓国や中国への旅行は大丈夫?危険はない?

韓国については前述したホームページ上では、現在、危険情報は出ていないものの、北朝鮮との関係において予断を許さない状況のため、常に最新の情報を入手するよう、喚起文が掲載されています。

また、外務省から「韓国に滞在・渡航される方のお知らせ」が出されています。たびレジという、在留届システムへの登録へのお願いも書かれています。

危険情報はなくても、このような国際情勢です。韓国に行くなら、外務省に把握してもらっておいた方が絶対にいいです。

 

2017年4月、9月と、こんなに短いスパンで即時開戦かと思われるほどの緊張状態が訪れています。今後また同じ状態にならないとも限りませんし、同じように回避できるとも限りません。

主要な観光都市ソウルは北朝鮮の国境から30kmほどしか離れていません。すぐに退避できるかどうか考えるだけでも…知らない土地、知らない人、言葉も通じない…なんて場合はより不安にさせられてしまいます。

 

中国についても、主要観光都市に関して、外務省から危険情報は出ていませんし、韓国とはまた北朝鮮との関係性が異なりますが、同様のことが言えると思います。

北朝鮮への旅行は危険?

こんな時に北朝鮮へ旅行へ行ってみよう!と考える人も少数だとは思いますが、北朝鮮については全土渡航を自粛するようにと書かれています。

渡航を自粛して!という理由はもちろん、北朝鮮が核実験やミサイルの発射を何度も行ってるからです。

目的はどうであれ、北朝鮮への旅行はやめておきましょう><

グアム・韓国・中国・北朝鮮…安全地域や注意点は?

海外旅行に出発するみなさんに伝えたいことは、平常時であっても海外に日本と同じ安全性は期待してはいけない、ということです。

ここが絶対に安全!ということはないでしょうし、注意さえしていれば自分は大丈夫!とも限らないんです。それは日本も同じですが。

 

今の日本も北朝鮮の攻撃の危険にさらされているのも事実ですし、外務省から危険情報が出ていない以上、旅行会社から高いキャンセル料を取られるくらいなら、という気持ちも理解できます。

しかし、日本にいるのと大きく異なるのは、海外滞在中に開戦となった場合、帰ってこられない可能性がかなり高いということです。

 

不慣れな海外で有事をやり過ごさなければならないことが、どれだけ心身の負担となるでしょう。家族と離れて連絡の取れない状態になることが、どれだけ大きな不安となることでしょう。

当該地域に旅行に行く前に、ぜひ一度、想像してみてください。

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