北朝鮮が核弾頭搭載ミサイルを発射する可能性と被害想定・威力は?いよいよ多数のミサイルを工場から移動し始めたというニュースも流れ、不安に!万が一北朝鮮が核弾頭搭載のミサイルを発射したら日本にはどんな影響がある?その可能性や威力についてまとめました。
もくじ
北朝鮮が核弾頭搭載ミサイルを発射する可能性は?
今やアメリカのみならず、中国やオーストラリアなど四方八方に喧嘩を売っては息巻いている北朝鮮ですが、今後開戦となり、核弾頭搭載ミサイルを発射するときがくるのでしょうか。
ニュースでは、多数のミサイルをICBM(大陸間弾道ミサイル)を製造している工場から移動しているということで、ミサイルの発射準備が行われているのではないかと報道されています。
ミサイルが発射されるとしたら朝鮮労働党創建記念日である10月10日前後になるのでは?とも言われていますが、今までこのようなニュースが報道されてから数日後にはミサイルが発射されているような気がするので不安でたまりませんよね><
「またか…」と思うよりは、「北朝鮮のミサイルは日本に影響はあるの?」「もし日本に北朝鮮のミサイルが落ちたら…」という方が気になってしまう方の方が多いのではないでしょうか。
核実験も行っている北朝鮮ですから、たとえミサイルが日本に落ちなかったとしても影響などは非常に気になるところです。
北朝鮮の保有するミサイルの威力や被害の範囲はどのぐらい?
核実験を繰り返す北朝鮮の、現在のミサイルの威力がどのくらいあるのか確認していきましょう。
過去にはノドン、テポドン、ムスダンといったミサイルの名前をよく聞いていましたが、最近報道でよく聞かれるのは「火星14」というミサイル。
ミサイルですから、まずは、どのくらい射程距離があるかを見ていきます。
上記にあげたミサイルについては、日本全域、全て射程内です。日本のどこにでも落とすことができると言われていますね。また、ムスダンはグアムに到達する可能性があり、テポドンはアメリカ西部や中部に、先日実験に成功したと報じられた火星14はアメリカの8割を射程に入れ、シカゴに到達する可能性があると言われています。
被害の範囲についてはどうでしょうか。
核の威力は㏏(キロトン)という単位であらわされ、広島に落とされた原爆は12㏏~18㏏、長崎に落とされたのは18㏏~23㏏だったとされています。
アメリカやロシアが保有している核にはメガトン級(1000㏏以上)のものもあります。
北朝鮮については、一説によると、2017年現在、50㏏の核弾頭を搭載できると言われています。これは数字的にみると、核兵器としてはアメリカやロシアに到底及ばないところがありますが、広島や長崎の約3倍であるともいえます。
広島・長崎の被害範囲の推測では、
・爆心地から半径2km程度は壊滅状態
・半径3Km程度は重度のやけどを負う被害
・半径8km程度で爆風によって窓が割れるなどの被害
単純計算だと、この3倍の威力があると考えられます。
東京に置きかえて考えてみると、もし国会議事堂に落ちた場合、皇居、靖国神社、銀座、築地あたりまではほぼ壊滅だそうです。
今後、北朝鮮がより威力の増した核実験に成功して、それをミサイルに搭載することができたなら、横手基地に落とすだけで、東京の主要施設すべてを壊滅に追い込むことが可能になるかもしれません。
北朝鮮のミサイル発射によるアメリカからの報復攻撃のほうが厄介?
実際、戦争を起こせば、アメリカからの攻撃が圧倒的になると思われ、北朝鮮はアメリカの大軍隊にひとたび攻撃されてしまえば、国力を失いかねないほどの被害を受けかねません。
客観的なデータとして、世界軍事力ランキングにおいてもアメリカの軍事力は群を抜いて1位です。一方、北朝鮮は国土も小さく人口も少ないことから、36位にとどまっています。
このように、さまざまなデータから判断すれば、明らかに、北朝鮮にミサイルを発射するメリットはない、と言え、発射する可能性は低いと思われます。
しかし、これはあくまで、私たちの常識で判断する限りの話であり、太平洋戦争時の日本同様、北朝鮮には全てを投げ打ってでも戦争に突入しようとする可能性もあります。
北朝鮮の動向に、しばらく不安な日々が続きそうです。
まとめ
本当に、「大丈夫でしょ〜」なんて言ってられない感じですよね><
たとえミサイルが発射されて日本に影響がなかったとしても、Jアラートが鳴り響き、混乱…なんてことも考えられますし、「いつミサイルが日本に…」と考えていたら毎日不安で眠れません。
一体どこでどう身を守れというのか…
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