中学校入学式の祝辞書き方と例文・文例。生徒代表・保護者代表・PTA会長向け
中学校の入学式では生徒代表、保護者代表、PTA会長が祝辞を読むというシーンがあります。
自分が祝辞を読まなければならない立場になる日がもしかするとやってくるかもしれません。突然祝辞を読んでと言われてもわからないことって多いですよね。
そこで今回は、中学校の入学式祝辞について紹介していきます。
例文はもちろん、書き方のポイントなどもまとめておりますので参考にしてみてください。
もくじ
中学校入学式での祝辞のポイント
まずは祝辞を書く場合に押さえておいて欲しいポイントを紹介していきます。
・簡潔にまとめる
祝辞のポイントは簡潔にまとめるということです。
だらだらと長く話をしてしまうと聞いている方は飽きてしまいます。またあまりに長いと逆に何を言っていたか記憶に残らないものです。
要点を押さえ簡潔に話をする方が聞いている方の記憶には残ります。簡潔に祝辞をまとめることができるよう意識してみましょう。
・身体的特徴は言わない
入学してくる子にはさまざまな子がいます。中には身体が満足でない子がいるかもしれません。そのため「元気に走り回って」などの言葉は入れないようにする方が無難です。
・父兄ではなく保護者と言う
祝辞では参列している保護者の方へ挨拶を行う時があります。家族の形もさまざまです。そのため父兄ではなく保護者と言ったほうが良さそうです。
中学校入学式で読む祝辞の基本構成
祝辞の基本構成を紹介していきます。
・入学おめでとうというお祝いの言葉
・中学校の生活についての紹介
・新入生へ送る言葉
・保護者の方へ挨拶
・締めの言葉
祝辞なので、お祝いの言葉と挨拶だと思えばそこまで難しくありません。
また、最後に名前を伝えることをわすれずに(場合によっては名前を先にいうケースもありますよ。)
中学校入学式の祝辞例文~生徒代表の場合~
まずは在校生の祝辞について例文を紹介していきます。
・例文①
新入生のみなさん、本日は入学おめでとうございます。みなさんが入学してくることを今か今かと待っていました。
〇〇中学校では毎年〇月に〇〇が行われています。(学校のことを紹介)
また部活動も盛んで、ほとんどの生徒が部活動に入っています。みなさんも興味ある部活があれば見学に行ってみてはいかがでしょうか。
みなさんがはやく中学生活に慣れ、楽しく過ごしてくれることを祈っています。
生徒代表〇〇
・例文②
新入生のみなさん、本日は入学おめでとうございます。私たち在校生は、みなさんが入学して来るこの日を楽しみに待っていました。
小学校生活が終わり本日からみなさんは中学生です。不安なことがたくさんあると思います。私たちもそうでした。しかし中学校は楽しいところです。体育祭や文化祭は盛り上がります。勉強は難しいですが先生たちの楽しい授業のおかげで勉強がきっと好きになるはずです。
私たちと一緒に〇〇中学校の学生として頑張っていきましょう。以上で祝辞とさせていただきます。
生徒代表〇〇
中学校入学式の祝辞例文~保護者代表の場合~
次に紹介するのは保護者代表の方が読む祝辞について紹介していきます。
・例文①
本日はこのような素敵な入学式を開いていただけたことを先生方や来賓の方、そして在校生の方に感謝致します。
我が子はこの日を迎えるにあたり、毎日「楽しみ」と言っていました。楽しく中学校に通ってくれることを祈っています。きっと中学生活を過ごすにつれ、さまざまな困難に当たってしまうこともあるでしょう。
そんな時はどうか先生方、優しく手を差し伸べてやってください。そしていけないことをした時は厳しく叱って下さい。私共保護者も全力で子供たちと向き合ってまいります。
以上を持ちまして、保護者代表の挨拶とさせていただきます。
中学校入学式の祝辞例文~PTA会長の場合代表の場合~
最後に紹介するのはPTA会長の方が読む祝辞について紹介していきます。
・例文①
新入生のみなさま、本日はご入学おめでとうございます。先ほど紹介にもありました通り、PTA会長を務めさせていただいている〇〇です。私から入学されるみなさまへお祝いの言葉を今日は伝えさせて下さい。
6年間過ごした小学校を卒業し今日からみなさんは〇〇中学の1年生です。新しい制服に袖を通し不安と期待で胸がいっぱいのことでしょう。中学校の3年間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。後悔のないよう一日一日を過ごして下さい。
みなさんが充実した3年間を送ることができるよう私たちPTAも頑張ってまいります。保護者のみなさまにも協力していただけると幸いです。以上、祝辞をさせていただきます。
・例文②
〇〇中学校に入学された新入生のみなさま、本日はご入学おめでとうございます。先ほど紹介されました通り、〇〇中学校のPTA会長を務めさせていただいています〇〇です。本日は新入生、そして保護者のお祝いの言葉をと思い参列させていただきました。
ランドセルと背負い、毎日楽しく過ごしていたであろう小学校生活が終わり今日から中学生です。中学生はどんなところなのだろうと不安を感じている子は多いことでしょう。
確かに勉強は難しくなります。困難に感じることも多いでしょう。しかし一つ一つ乗り越えて行って下さい。乗り越えた先に素敵な景色が待っています。この中学校の3年間でみなさんが大きく成長してくれることを期待しています。
保護者のみなさまも本日はおめでとうございます。多感な時期に入る子供たちに心配事も増えるでしょう。保護者の方も子供と一緒に親としてまた成長していって下さい。
以上を持ちまして、祝辞とさせていただきます。
祝辞は、特に難しいことを言わなくても大丈夫なんです!
気持ちが伝わることが一番大事ですよね^^
まとめ
いかがでしたか?入学式の祝辞のさまざまなケースの例文を紹介していきました。祝辞を言わなければならない場合には、ぜひ参考にして下さいね。
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