高校入学式の祝辞の書き方と例文・文例!冒頭やコツ・引用したい名言は?
高校の入学式で生徒代表で祝辞を言わないといけなくなってしまったという方、どのような祝辞を読みますか?
初めての祝辞の場合、緊張してしまう以前にどのような祝辞を作成したらいいか悩んでしまう人もいるかもしれません。
そこで今回は入学式の時に読む祝辞について紹介していきます。基本構成やポイント、そのまま使える例文を紹介していきますのでぜひ参考にして下さい。
もくじ
高校入学式の祝辞のポイントと読むときのコツ
入学式で読む祝辞のポイントと読むときのコツについて紹介していきます。
・長くならないようにする
祝辞は2~3分ほどの長さに納まるようにしましょう。
1分では短すぎ、5分以上は長すぎです。5分以上かかってしまうと長いと感じられてしまい飽きられてしまうかも。短く重要なことを伝えるのが祝辞のポイントです。
・下を向きすぎない
原稿用紙に文章を書き、それを読みながら祝辞を読む方が多いです。
もちろん祝辞を読む時に原稿用紙を見ながら読んでも問題ありません。
しかしずっと下を向いて読むのはできるだけ辞めましょう。
できるなら新入生の顔を見ながら祝辞をしてほしいなと思います。
冒頭の文章や「おめでとうございます」また締めの言葉などは暗記し原稿用紙を読まずに伝えることができるよう頑張って下さい。
・姿勢を正し笑顔で
祝辞を読む時は姿勢をしっかり正しましょう。猫背はNGです。
胸を張って祝辞を読むようこころがけて下さい。笑顔でいることも忘れずに。先輩が笑顔で祝辞を読んでくれていると新入生たちは安心すると思います。
姿勢が良く、笑顔でいるだけでもすごく立派に見えます。
・ハキハキと話す
祝辞はもごもごと話さないようにしましょう。ハキハキと話すことが大切です。
どれだけいい祝辞を考えても、聞き取れにくいと台無しです。
高校の入学式祝辞・基本構成
祝辞はどのような構成で作っていけばいいのか紹介していきます。
・入学おめでとうという言葉
・学校の紹介
・新入生が安心するような一言
・締めの言葉
基本構成としてのポイントは4つ。そう思うと、思ったより簡単だと思いませんか?
締めの言葉では、最後に自分の名前を伝えることも忘れずに。
学校の紹介については、学校の歴史やどんな特色がある高校であるのか、強い部活動の紹介などをしていきましょう。
在校生が新入生へ送る祝いの言葉です。新入生が「高校生活楽しみだな」と思えるような祝辞をすることができるよう頑張って祝辞を作って下さいね。
高校の入学式祝辞で引用したい名言・ことわざなど
祝辞を読む時に引用したい名言を紹介していきます。祝辞を考える時に名言やことわざを引用して文を作ってもいいかも!?
・一日一字を学べば三百六十字
一日では例え少しのものでも、毎日さぼらずに勉強を続けていれば積りに積もって大きな成果に繋がるという意味
・一念、天に通ず
成し遂げようとする強い気持ちさえあれば、その意思は天に通じ必ず成し遂げることができるという意味
・一を聞いて十を知る
一つのことを聞いて十のことを知ることができるという意味
・学問に王道無な
一つ一つ積み重ねていくことで取得することができるものが学問である。努力なしに手軽に手に入れることなどできないという意味
・虹を見るには雨が降らなければならない
困難なことを乗り越えれば素敵な景色を見ることができる
・人生はどちらかです。勇気を持って挑むか、棒にふるか
ヘレン・ケラーの名言ですね。この名言はぐっとくるものがあります。
いかがですか?入学式の祝辞にぴったりな名言やことわざを紹介していきました。いい言葉ばかりですね。名言やことわざを交えてスピーチすると素敵な祝辞になるのではないでしょうか。
高校生の入学式祝辞・例文
なんとなくわかった。で、どのような祝辞を読めばいいのか分からない!という方のために例文を紹介していきます。
・例文①
新入生のみなさん、本日は入学おめでとうございます。
みなさんは今日から〇〇高校の一員です。〇〇高校は〇年に創立された歴史と伝統ある高校です。(ここで学校紹介が来る)
高校生活は中学生活とはまた違っています。そのため最初は戸惑うことも多いでしょう。
戸惑うことが起きた時はそのままにせず積極的に仲間や先生、私たち在校生などに相談し解決するようにして下さい。
私たち在校生は、みなさんが早く〇〇高校に慣れるようになることを応援しています。以上を持ちまして、私からの歓迎の言葉とさせていただきます。
生徒代表 〇〇
・例文②
新入生のみなさん、本日はご入学おめでとうございます。 みなさんが〇〇高校へ入学してくることを楽しみにしていました。
みなさんが通う〇〇高校は〇〇に特に力を入れています。(学校紹介)また部活動にも力を入れており、特に野球部は昨年は甲子園に出場しました。(強い部活の紹介をしても良い)
慣れない高校生活に最初は戸惑うことも多いでしょう。仲間も中学と比べ増えるため不安を感じている人も多いことと思います。この不安も楽しもうとする気持ちでぜひ頑張ってさまざまなことにチャレンジして欲しいと思います。
私の好きな言葉に「人生はどちらかです。勇気を持って挑むか、棒にふるか。」という言葉があります。この言葉は社会福祉の貢献を果たしたことで知られるヘレン・ケラーの言葉です。みなさんもぜひ人生を棒に振らないようさまざまなことに挑んで下さい。
以上を持ちまして、私からの祝辞とさせていただきます。
生徒代表 〇〇
尺が足りない!となったときは、名言を入れるだけで違いますね!高校生ともなると、選ぶ名言次第ではグッと大人に感じられるような祝辞になることも。
先生方のウケも良さそうです。
まとめ
いかがでしたか?高校の入学式で読む祝辞について紹介していきました。
ポイントや基本構成を頭に入れ文を作っていって下さい。名言やことわざを入れてぜひ大人っぽいかっこいい祝辞を作って下さい。頑張ってくださいね。
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