小学校入学式の祝辞の書き方と例文・文例!生徒代表・保護者代表・PTA会長向け
入学式に祝辞を読むことになってしまった…と思った保護者の方やPTA会長さん!またお子さんが入学式の歓迎の挨拶を担当することになった!なんてこともあるかもしれません。
小学校の入学式では、一体どういった祝辞を読めばいいのでしょうか。
今回は生徒代表、保護者代表、PTA会長とそれぞれの場合の祝辞の例文を紹介していきます。どのような祝辞を読もうか考えている方はぜひ参考にして下さい。
もくじ
小学校入学式の祝辞の基本構成
まずは祝辞の基本構成についてチェックしていきましょう。
基本構成を押さえておくことで、しっかりとした文章を作ることができるようになります。
冒頭にもってくる言葉は「入学おめでとうございます」といったお祝いの言葉です。「おめでとう」が入るだけでお祝いの挨拶になりますね。
そして入学する生徒へ向けて、学校生活は楽しいところであるというようなことを話していきます。
ここで絶対に生徒たちが不安になるようなことは言わないのがポイント。前向きになることができるようなことを伝えていきます。
お勉強が難しいです〜といった事を言ってしまうと、学校に行きたくなくなってしまう生徒もいるかもしれません><
最後にPTA会長からの祝辞であれば、学校と家庭の連携を深めることをお願いする内容を最後に入れて祝辞を締めくくる方が良いでしょう。
小学校入学式の祝辞で注意したいこと
祝辞を読む場合に気を付けた方が良いことについて紹介していきます。
まず、父兄という言い回しはNGです。保護者と言うようにしましょう。
さまざまな家庭環境があるため保護者というのが最も無難であると言われています。
また特に小学生の時にありがちな「元気に走り回って」や「毎日歩いて学校へ」などという言葉もNGです。身体に障害がある子もいるかもしれません。
うっかり言ってしまいそうですが、言わない方向で考えていきましょう。
小学校入学式の祝辞の長さは?
祝辞の長さですが、時間にすると2~3分くらいの長さががおすすめとなっています。
祝辞が長いと、小学生は飽きてしまいます。小学校1年生になりたての子たちは、まだまだ集中力が続く子が少ないです。
そのため集中力を入学式の最後まで持たせてあげるためにも祝辞は短くしてあげましょう。
祝辞を読む時のポイントは、ゆっくり、はっきりと小学1年生でも分かるようにです。
語り掛けるような、柔らかい口調で祝辞を読むようにしましょう。
小学校入学式で読む祝辞例文~生徒代表編~
入学式に在校生が代表して読む祝辞について紹介していきます。
・例文①
1年生のみなさん。入学おめでとうございます。
みなさんは今日から私たちと同じ〇〇小学校のお友達です。
小学校ではたくさんのことを学ぶことができます。国語や算数、理科の実験、英語の授業もあります。勉強は難しいけど分かるようになったらとっても嬉しいです。みんなも小学生になったら頑張って勉強してね。
分からないことがあったら先生に聞いて教えてもらおう!小学校には優しい先生がたくさんいるので安心してね。
・例文②
新1年生のみなさん、入学おめでとうございます。
今日から〇〇小学校の1年生ですね。
〇〇小学校では毎年〇月に運動会が行われます。運動会では〇〇をするんです。とっても盛り上がります。練習は大変ですが、みんなで協力して頑張るのでとても楽しいです。運動会頑張りましょう!
小学校に入学したら分からないことが多いかもしれません。僕たち先輩に出来ることがあればなんでもするから頼って下さい。
小学校入学式で読む祝辞例文~保護者代表編~
保護者代表挨拶で読む祝辞について紹介していきます。
・例文①
新入生の保護者を代表して一言ご挨拶をさせていただきます。
寒かった冬が終わりを告げ暖かな春の気候に恵まれたこの良き日に、本日はこのような盛大な入学式を開いていただきありがとうございます。またご来賓のみなさまたらの暖かい言葉と親子共々感謝の気持ちでいっぱいです。
本日から〇〇小学校の1年生となることとなりました。初めての生活に戸惑いいろいろとご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。先生方、そして在校生のお兄さんお姉さん方に優しく見守っていただけると幸いです。
最後になりましたが、〇〇小学校の益々の発展を心よりお祈りし、以上ではございますが保護者代表の挨拶とさせていただきます。
・例文②
校庭の桜の花が美しく咲いている本日、〇〇小学校へ入学することができたことを保護者として心より嬉しく思います。本日はこのような素敵な式典を開いて下さったこと、先生方やご来賓の方々、そして在校生のお兄さんお姉さんたちに感謝致します。
本日入学を迎えた子供たちはこれから始まる小学校生活への希望で小さな胸を膨らませています。そして同時に大きな不安もあることでしょう。希望と不安、それは子供たちだけではなく親も同じ気持ちです。
慣れない生活に戸惑うことがたくさんあるでしょう。どうぞ先生方、お力を貸してやってください。私ども保護者も子供たちをしっかり見守り、子供たちが楽しい小学校生活を送ることができるよう全力で努めてまいります。
最後に、私たち保護者の宝でもある大切な子供たちです。どうか温かく、そして時に厳しく見守っていただけるよう心からお願いを申し上げて、御挨拶とさせていただきます。
小学校入学式で読む祝辞例文~PTA会長編~
最後になりますが、PTA会長が読む祝辞について紹介していきます。
・例文①
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
今日からみなさんは〇〇小学校の1年生です。大きなランドセルと背負って学校に来るのは初めてでしたよね?どんな気持ちでしたか?わくわくした気持ちで胸がいっぱいになった子がたくさんいると思います。
小学校では勉強だけでなく運動や地域との交流、また友達を作ることを頑張って行って欲しいなと思います。なにか目標を決めるといいですね。
小学校ではこれまでの幼稚園や保育園と違い自分のことを自分でしなければならない場面が増えてきます。最初は戸惑うかもしれません。そんな時は先生やお友達、在校生のお兄さんやお姉さんに助けてもらいましょう。先生方、在校生のお兄さんお姉さんは優しく手を差し伸べてあげて下さいね。
本日お越しの保護者のみなさま、本日はお子さんのご入学おめでとうございます。
子供たちが楽しく小学校へ通うことができるよう、私共PTAも頑張っております。今後頼むことも多いかとは思いますが、子供たちのために協力していただけますようお願い申し上げます。
・例文②
新入生のみなさん、〇〇小学校へのご入学おめでとうございます。
みなさんが本日入学して来られることを先生方を始め、御来賓の方々、在校生のお兄さんお姉さんそして私たちはとても楽しみにしていたんですよ。
先ほどからみなさんの様子を見ていたのですが、しっかりと話を聞く姿勢ができておりとても感動しました。きっとこれからの小学校生活もみなさんなら頑張っていってくれることでしょう。たくさん遊びそしてたくさん学んで下さい。
みなさんの小学校生活の6年間が素敵なものになるよう心よりお祈り申し上げます。
最後になりましたが本日お越しの保護者のみなさま、本日はお子さんのご入学おめでとうございます。お子さんと同じくらい、いやそれ以上に不安を抱えている保護者の方もいらっしゃるでしょう。
先生方を始め私たちPTAでもしっかりと子供たちを見守っていきますので安心して下さい。慣れない生活で疲れている子供たちのことを御家庭でもしっかりサポートしてあげて下さい。
まとめ
いかがでしたか?入学式の祝辞について紹介していきました。祝辞の例文も紹介していますのでぜひ参考にして祝辞を作ってみて下さい。
素敵な祝辞を読むことができるよう祈っています。
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