洗濯機の選び方・三人家族に適した大きさと容量は?電気代の節約も!三人家族の場合何キロの容量の洗濯機を用意するのが一番いいのでしょうか。節約したい場合は電気代や水道代も気になりますよね。縦型とドラム式どちらが節約には向いているのか、調べてみました!
もくじ
三人家族の場合何キロの容量の洗濯機がおすすめ?
洗濯機には容量というものがあります。容量とは一度に洗うことができる重さです。
実は容量は計算する方法があるんですね。
電気屋さんなどでは、1人あたりの洗濯物の量を1.6kgと言われています。つまり1.6kgに家族の人数をかければ、だいたいの容量がわかります。
三人家族の場合では、
1.6×3=4.8kg
最低でも4.8kg以上の洗濯機は欲しいなというところですね。
もっと正確に出したい!と思ったら、一回の洗濯で洗うであろう洋服類をまとめて重さを測ると良いかもしれません。
一人暮らしの社会人だったら、下着とシャツ、靴下、ズボン、パジャマやバスタオルなどで1.6kgぐらいになるようですよ。
こまめに洋服だけ洗濯できるのであれば5.0kg前後の洗濯機でもいいのですが、バスタオルやシーツなども洗うとなると容量にも余裕を持った方がいいでしょう。
また家族が増えればその分洗濯機の容量は大きくする必要もでてきます。
そう考えると家族三人の場合、7kg以上の洗濯機がおすすめです。7kgあれば家族3人分の洗濯物+バスタオルなどを一度に洗うことができます。シーツも一緒に洗えることもありますよ^^
毎日少量を洗濯する場合と、毎日でもお子さんがいて量が多い・週末まとめ洗いがほとんどという家庭では容量が違います。
三人家族だとだいたい5〜7kgが平均的なサイズになりますが、お子さんがいる場合は成長することによって洗濯量がどんどん増えていくので6〜9kgぐらいの洗濯機を選ぶご家庭も多いようです。
三人家族は何kgの洗濯機を選んでる?
周りの人たちはどのぐらいの容量の洗濯機を選んでいるのでしょうか。ちょっと調べてみました。
結婚当時は夫の父が単身赴任で使っていた3-4キロの小さめのを使ってましたが、子供が生まれたらとてもとても間に合わないので買い換えて今は、7キロです。
三人家族(子供は二歳です)で独身時代からの4.2キロを使ってます。壊れるまで使っちゃうタイプなんですよね。二人目が産まれたら、乾燥機付きの7~8キロぐらいのを買おうと思ってます。
3人家族、7キロのドラム式。乾燥機能付きです。容量は洗濯物の量にもよりますよね。乾燥機能の容量はもちろん少ないです。うちは一人1回1枚のバスタオルを使用し、その上私が大量にお手拭サイズのタオルを使うので、7キロでも3回くらいまわします。
8キロを使っています。夫婦2人に1才の子どもの3人家族です。今は2日1回のペースで洗濯機を回しています。普段なら6キロでも十分なのですが、少し大きなものシーツやベッドカバーなどを洗う時は8キロでよかったと思ったりします。
うちは8キロです。夫婦2人なんですが、販売員さんから子供が産まれたら8キロの方があとあと良いですよって薦められて買いました。乾燥機付きです。便利ですよ。1度にいっぱい洗えるからラクですよ。シーツだって3枚くらい楽勝ですよ。毛布も布団も洗えるし。DRY機能があるので簡単なものは洗えますから、クリーニング代助かりますよ。
現在8kgの洗濯機を使っています。我が家は1歳半の子供がいます。シーツ等も2~3日に1回は洗濯機を回しています(これくらいが一番衛生的らしいから)
2枚合わせ毛布のSサイズや肌掛け布団が洗いたいなら8kgは必要ですね。
がっつりと洗いたい、小さなお子さんがいたり大きな毛布・シーツを洗う回数が普段から多い家族の場合はもう一回り大きな8kgサイズを購入される方が多いようですね。
洗濯量がうちは多いかも…と思ったら、容量は大きめのものをチョイスしたほうがいいみたいです。
三人家族に適した洗濯機を選ぶポイント
洗濯機には縦型のものとドラム式とがあるので、まずはここでどちらにしようか悩んでしまう方も多いと思います。
どちらがおすすめか聞かれるとどちらもおすすめです。それぞれ特徴が違うので家庭にあったものを選ぶと失敗が少ないです。
先に縦型洗濯機の特徴を見ていきましょう。
・価格が比較的安い
・しっかり洗える
・洗濯物がシワになりやすい
・洗濯機を置くスペースが狭くても置きやすい
・水道代がかかる
縦型洗濯機の最大のメリットはしっかり洗えるということではないでしょうか。
もし三人家族で子供がいるといった場合、子供はとにかく服を汚します。子供が小さいうちはご飯をこぼして服を汚したり、ある程度大きくなると外で遊んで思いっきり汚したり…。とにかく服が汚れます。そのためしっかり洗える縦型洗濯機がおすすめです。
ただ、しっかり洗える縦型洗濯機はたくさんの水を使います。そのため水道代がかかるんですよね。
ではドラム式洗濯機はどうでしょう。
ドラム式洗濯機の特徴としては、
・価格が高い
・しっかり乾燥してくれる
・前に扉が開くタイプなのでスペースが必要
・光熱費と水道代を節約できる
ドラム式はしっかり洗うことができるというよりは乾燥機能に注目して買う人が多いです。
縦型洗濯機にも乾燥機能はついているのですが時間がかかるうえにしっかり乾かすことができませんよね。
ドラム式は独特の洗浄方法を採用しています。そのため節水効果があります。
また電気代も縦型の洗濯機と比べ安く済むんです。光熱費を節約したい方にはドラム式洗濯機がおすすめです。
ただ、ドラム式洗濯機自体が高いのがデメリットです。8キロ超えるドラム式洗濯機は20万円近くします。安くても16万円~とか。光熱費が安くなると言われてもなかなか手が出せないのがドラム式洗濯機です。
洗濯物の汚れをしっかりと落としたいか、洗濯物を乾燥させるところまで考えるか、どちらかによってドラム式か縦型を選択すると良いかな?と思います。
きちんと汚れを落としたいなら縦型の洗濯機、洗濯物を乾燥させたい・乾燥機能があるといいならドラム式洗濯機がおすすめです。
縦型・ドラム式の特徴以外の機能もチェック
洗濯物を乾燥させたいし、しっかりと汚れも落としたい、そう思うご家庭も多いですよね。
今の洗濯機はとても高機能です。縦型か、ドラム式か迷ったらそれぞれの特徴の他に機能面でも見ていくとよいでしょう。
・乾燥機能
ドラム式に付いている乾燥機能でも、ヒートポンプ式とヒーター式があります。
ヒートポンプ式は省エネ。衣類には比較的優しく痛みにくいです。
一方、ヒーター式は高熱の風をあてて乾かすので乾燥までの時短はできますが、衣類は痛みやすくなります。
・自動掃除機能
洗濯槽の洗浄は毎回自分でやるのはけっこう大変ですよね。薬液を買ってきて、しっかりやりたい人もいると思いますが、大掃除などで洗濯槽の洗浄をすると黒いカビが洗濯槽一面に…という悲惨な現場を目撃される方も。
気になる洗濯槽の汚れを自動で洗浄してくれる機能が付いている洗濯機もあります。毎回洗剤カスなどを落としてくれるのでカビが発生しにくくなりますよ(水道代がかかるのが難点)
・インバーター機能
簡単にいうと省エネと節水ができる機能です。インバーター機能は静音もメリット。比較的大きめの洗濯機にはほとんど付いているんですが、マンション住まいの方はチェックしておきたいところです。
おすすめの洗濯機容量・大きさ
結局うちにはどのタイプの洗濯機がおすすめなのよ!と迷ってしまうあなたに、家族構成別でおすすめの洗濯機を考えて見ました。
これから三人家族になる予定なら、洗濯機は6kg以上のドラム式がおすすめです。
特に子供が小さなうちは洗濯をこまめに回すのももちろんですが、ダニや雑菌などからアレルギーになってしまう心配もあります。
そのため乾燥もできるドラム式を選んだ方が良いかと思います。お子さんがさらに増える予定なら、容量が増えることを見越して8kg以上を選んでおくのも良いですね。
中高生のお子さんがすでにいる三人家族なら、8kg以上の縦型洗濯機があると頑固な汚れがついた洗濯物もがっつり落とせます。特に運動部のお子さんは、毎日大量の汚れた洗濯物を洗うのが大変!というママさんもおられます。
ただ外に干す場所がない…という場合はドラム式の方が乾燥機能がついているので便利です。
洗いを取るか、乾燥を取るか、ですね!
大人三人の場合、お子さんが文科系の部活や社会人などで洗濯物もそれほど多くない家庭や高齢者の場合は6kg以上の洗濯機があると良いですね。
高齢者でも洗濯がしやすいドラム式(洗濯物を取り出しやすいので体に優しいです)を選んだりするのもポイントです。
洗濯は洗うのは機械がやってくれるからいいんですが、干すのも意外と体力使いますからね><
三人家族なら洗濯機の置き場所にも注意
三人家族だと、洗濯機を置く場所もマンションと一軒家ではかなりスペースが変わってくるのではないでしょうか。
マンションなら、省スペースで静音タイプがいいですよね。
また、一軒家なら多少置き場所に余裕があるので、大きめのものでも大丈夫だったりします。
機能面などにこだわりすぎて結局置き場所に入らなかった!搬入ができなかった!ということを避けるためにも必ずサイズチェックは事前に行っておいたほうが良いです。
特に電気屋さんは広いので、容量の多い洗濯機も小さめに見えがちです。「家にも置けるだろうな〜」と思っていたら意外とサイズオーバーしていることもあります。
デザイナーズマンションとかだと見た目重視で小さな洗濯機しか置けない!なんてこともありますよ。
容量や縦型・ドラム式とタイプを決めたら、ちゃんと設置できるかも見ておくと失敗が少なくなりますね。
洗濯機の電気代はドラム式と縦型どちらが節約?
縦型の洗濯機よりもドラム式洗濯機の方が電気代が安いと先ほど紹介しました。どのくらい差があるのか詳しくみていきましょう。
まずは縦型洗濯機の場合です。
メーカーによって電気代は異なりますが、東芝の縦型洗濯機の場合1回の洗濯でかかる値段は約44.3円です。
シャープの縦型洗濯機の場合1回の洗濯機でかかる値段は70円となります。相場ですのでもちろんこの値段よりも安いものもあれば高いものもあるでしょう。
一方ドラム式洗濯機の場合です。
東芝の縦型洗濯機の場合1回の洗濯でかかる値段は約43.5円です。
シャープのドラム式洗濯機の場合1回の洗濯でかかる値段は46.6円となります。こちらもあくまで相場です。
機種によって安いものもあれば高いものもありますが、ドラム式洗濯機より縦型洗濯機の方が電気代がかかってしまうようです。
光熱費を節約したいのであればドラム式洗濯機がおすすめです。
長期的な節約を考えると洗濯機は縦型の方が有利?
光熱費を節約したいのであれば確かにドラム式洗濯機がおすすめです。
しかし同じ8キロの容量のものでも縦型洗濯機とドラム式洗濯機では値段がまったく違います。ドラム式洗濯機の方が圧倒的に値段が高いです。
そのことを考えると、縦型洗濯機の1回の洗濯でかかる値段が45円、ドラム式洗濯機の1回の洗濯でかかる値段が43円とします。
毎日1回ずつ洗濯機を使用するとします。
縦型洗濯機なら1ヵ月1,350円、ドラム式洗濯機なら1,290円です。1ヵ月で60円の差額となります。確かに光熱費は安くなりますがわずかです。
洗濯機は一生使えるものではありません。家電には寿命があります。
洗濯機の寿命は毎日1回ずつ使った場合だいたい8年が寿命らしいです。もし8年洗濯機を使ったとしても洗濯機の値段+光熱費で計算すると縦型洗濯機の方が安いんです。
そのため光熱費は確かに安くなりますがその点だけをみて購入するのはどうかなと思います。
洗濯機の節約術
電気代や水道代がどのぐらいかかるかを見て、ドラム式か縦型か考えるのはもちろんですが、買い換える時期や金額が高すぎてちょっと迷っているということもありますよね。
でも昔の洗濯機を使っている人はかなり電気代を損しているかもしれません。新型の洗濯機はほとんどが省エネ機能がついているので、年間の電気代で考えると電気屋さんのポイント以上得するかもしれませんよ。
また、乾燥機能を使わないご家庭は電気代を節約できますし、洗濯槽洗浄機能を使わないことで毎回の水道代を安くすることができます。
使った方が節約になる機能と、使わない方が節約になる機能が洗濯機にはついているので、その辺りもチェックしておきたいところ。
まとめ
三人家族なら、家庭のライフスタイルにあったものを選ぶのが一番のポイント!
お金の節約を徹底するなら、乾燥機能は使わず外に干すべきですし、時間の節約を徹底したいならあらゆる機能を使って素早く洗濯を終える事を考えた方がいいのかもしれません。
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