標高599mの高尾山は、東京にありながら自然を感じることができるスポットとして人気があり、ミシュランにも選ばれています。
初心者コースがあることから登山初心者でも登りやすく、毎年多くの人が訪れていますよね。(年間登山者は300万人なんだとか!)
今回は夏から秋にかけの高尾山のの混雑状況や注意すべきことを紹介していきます。
ケーブルカーや駐車場の混雑具合も調べてまとめてみました。高尾山へ行ってみようと思ったら、参考にしてみてくださいね。
もくじ
8月の高尾山・混雑状況
夏は午前中の少しでも気温が低いうちに登ろうという方が多いので午前中に混雑する傾向にあります。
しかし忘れてはならない情報があります。7月もそうなのですが、高尾山は夏になるとビアガーデン、高尾山ビアマウントがオープンします。高尾山ビアマウントのオープンは13時からとなるので、午後はビアガーデン目的で来る方が多くなります。
8月は夏休みでお盆もあるので特に混雑するでしょう。
駐車場についてですが、登山口に近いところから埋まってしまうので、近くに駐車したいという人は7時には到着し待っていることをおすすめします。
また、ビアガーデンに来る方の多くがケーブルカーを利用するため、ケーブルカーは大変混雑します。平日は17時過ぎ、土日は16時過ぎが混雑するようです。
駐車場の利用についてですが、高尾山ビアマウントへ来る方の駐車場の利用は正直いって厳しいです。運転する方はお酒は飲めませんし、ビアガーデンに行く方は電車の方が良いです。
帰りの時間である夕方4〜5時ごろは電車も混雑します><
8月の高尾山の気温
夏の山は涼しい!避暑地だ!なんて思って夏に高尾山へ行こうとしている人は少なくないでしょう。確かに山によっては涼しく快適かもしれません。しかし残念ながら夏の高尾山はそんなに涼しくありません。
登山口であれば30~33度はあります。今日本とくに関東は猛暑であるため日によっては登山口の気温が35度を超えるなんて日もあるかもしれません。
山頂へ行けば登山口と比べ気温は低いです。100m標高が上がるにつれ気温が約0.6度下がるため、3度~4度は気温が低くなると考えて下さい。
もし登山口が35度だった場合、山頂は30度前後、あまり涼しくありませんね。
夏に高尾山へ上る場合は熱中症対策を万全に行う必要があります。水分はもちろんですが、塩分も大切となりますので塩飴などを用意しておきましょう。
お盆を過ぎれば多少涼しくなるケースもありますが、残暑だからといって油断すると大変です。
8月の高尾山の服装は?
半袖に薄い長袖の羽織りを用意しておき、下は長ズボンを履くことをおすすめします。
山の中でも、けっこう日焼けしてしまうので日焼け止めは塗るようにした方がベターです!
9月の高尾山混雑状況
夏休みが終わったので混雑が落ち着くと思われがちですが、7月8月よりも過ごしやすい気温になるため多くの人が訪れ登山を楽しんでいます。
混雑する時間はやはり9時台ですが、午後から登山をスタートする人も増えてくるため7月や8月のように集中的に混雑とはなりにくい傾向にあります。
しかしこれは平日の話で、土日はやはり混雑しますので混雑を避けたい方は早い時間に到着し登山をスタートまた並んでおくことをおすすめします。
夏休みに比べると、ケーブルカーも駐車場も大混雑ということはなくなります。
9月の高尾山の気温は?
9月になってもまだまだ暑いです。9月下旬にもなればだいぶ過ごしやすくなりますが、9月上旬であれば30度を超えるという日も少なくありません。
9月の高尾山の服装は?
9月も半そでに薄手の長袖の羽織り、長ズボンといった服装で行くようにしましょう。帽子があると良いです。
ケーブルカーを利用する場合も、一応「山を歩く」ということを意識すると良いかもしれません。女性でもスニーカーがおすすめです。
10月の高尾山混雑状況
登山客が最も増えるのが10月、11月です。10月は11月ほどではないですが多くの方が登山を楽しむためにやってきます。
ケーブルカーが運行している時間は混雑すると思っていて下さい。ケーブルカーは15分間隔で運行しているのですが、平日でも混雑しているときは1回見送ってとなるケースが少なくありません。土日祝の場合は2回見送ってとなるケースも…。
混雑を避けたいのであればケーブルカーの運行が始まる前に並ぶまたは登山を開始することをおすすめします。
駐車場も早くから混雑することが予想されますので、車でアクセスされる方は7時には到着しておきましょう。
電車が混む時間帯についてですが、9時~10時に混雑する傾向にあります。午前中に登り始め、お昼に山頂に到着しご飯を食べるというケースが定番です。
10月の高尾山の気温は?
10月の気温についてですが、最高気温が20度~25度、最低気温が10度~15度となります。暖かい日と肌寒い日がありますので、登山を行う前に気温をしっかりチェックする必要があります。
10月の高尾山の服装は?
長袖にフリースを羽織り、長ズボンといった服装をおすすめします。肌寒い日にフリースを羽織るなど体温調節がしやすい服装で登山を行うようにして下さい。
10月であってもうっかり日焼けがあるので、帽子は必須です!
11月の高尾山混雑状況
高尾山の紅葉は11月に見頃を迎えます。そのため11月に高尾山を訪れる方が多く、一年で最も混雑する時期となります。11月の高尾山をみていきましょう。
11月の高尾山は一年でも最も混雑し、土日祝はもちろん平日も混雑します。混雑するってどのくらい混雑するのかというと、自分のペースで前に進めないほどです。とにかくどこに行っても人が多くトイレにも行列ができるほどです。
ケーブルカーは11月は1時間待ちとなるケースが多いです。30分程度の待ち時間で乗れた場合はラッキーだと思いましょう。
駐車場は朝6時半~7時には車が並び、利用開始となる8時にはどこも満車となるケースが非常に多いです。
そのため11月の車でのアクセスはおすすめしません。駐車場に駐車するまでに混雑、なかなか駐車できない、帰りも混雑となるケースが多いからです。
11月に高尾山へアクセスする場合は電車でのアクセスをおすすめします。電車も混雑しますが必ず着くので混雑するシーズンは公共交通機関を利用しましょう。
混雑を避けたいのであれば7時には到着し登山を開始、お昼前には下山するようにしましょう。通常の7時台と比べると11月はやはり多いですが、それでも日中の混雑と比べると少ないです。
11月の高尾山の気温は?
高尾山の11月の気温についてですが、最高気温は10度前後、最低気温は5度前後となります。もちろんですがこちらは平均ですので、これよりも高い日もあれば低い日もあります。
11月の高尾山の服装は?
長袖シャツにトレーナーやセーターを羽織り、下は長ズボンが11月の高尾山の気温的な服装となっています。長ズボンですが綿や化繊の素材を、寒ければ下にタイツやレギンスなどを履くようにしましょう。特に女性は冷やさないように!
ネックウォーマーがあると気温に応じて脱ぎ着しやすいのでおすすめです。
上着についてですが、軽い素材で温かいものを用意しておきましょう。上着を持っていくかどうかはその日の気温に応じて対応するようにして下さい。
まとめ
標高がそんなに高くない上、ケーブルカーの利用や登山コースによってはのんびり散策できるのが魅力の高尾山ですが、やはり山を登るのって思ってる以上に体力を使います。
万全の体調で臨むようにしてくださいね。
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